毎日が地獄めぐりです

地獄めぐり

先週、別府出張が長引き金曜までにもどれなかったので、土曜日に時間ができてしまった。
”仕方が無い”ので、別府で観光をすることにした。

まず地獄めぐりツアーに行ってみた。
別府地獄めぐり公式サイト(別府地獄組合)
海地獄、泥坊主地獄、血の池地獄などいろいろ周り・・・そういえば、何年か前も行ったなあ、と記憶がよみがえってくる。
かまど地獄前の秘宝館とかも以前のようにあった。
周辺を見ると、日本人より海外のツアー客の方が多そうだ。
こんなツアーに行くのは、出張帰りで時間の余ったサラリーマンか、韓国など海外のツアー客だけかもしれないが・・・
地獄めぐりの帰りに、ツアー客をバスに乗せ忘れるトラブルが発生し、ミスを犯したバスガイドのテンションが下がり、なんだか帰りのバスの中が気まずい雰囲気で一番地獄な感じもした・・・
別府湾から四国が見えたりと、それなりによかったでのはあるのだが、なんかねぇ・・・

地獄めぐりの後は、大分の郷土食、「とり天」と「だんご汁」を昼食に食べた。
郷土の味って感じで、おいしかったです。
基本的に「とり天」はカボス醤油で食べる「チキンナゲット」って感じでしょうか。「だんご汁」は「ほうとう」ですね。こちらでは「ほうちょう」ともいいますし、通じるものを感じます。

大分駅前では、大分観光に大きな貢献をした、熊八像も見る。
うーむ、「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」とかキャッチフレーズを考えたり、女性バスガイドを考案したり、成功する人はちょっと違います。

あとは、別府駅周辺で、いくつか温泉を周った。

「駅前高等温泉」というのがあるのでまず行ってみると・・・

番台のおばちゃん:高等湯は300円になります。
自分:高等湯?こちらの並湯100円となにが違うの?
番台のおばちゃん:並湯はお湯だけですが、高等湯は、シャワーがあって、ロッカー、タオル代込みです。

ふむ、オプションの違いだけで、別にお湯自体に違いがあるわけではないのね。
とにかく「高等湯」に入ってみることにした。
入ってみると、脱衣所も狭くて、なんだか普通の銭湯みたいな感じ。
まぁ、別府は温泉の湯量が豊富だそうで、実際使用されているのは10%程度であとは海に捨てているという話だから、普通の銭湯みたいに温泉があるのね。

あとは、「竹瓦温泉」に行く。
ここは、以前来たときは入り口まで見ただけで中に入らなかったが、今回は砂に埋められる「砂場」を試してみる。
砂場の男湯入り口から入り渡された浴衣を着て、砂場に行くと、男女とも同じ砂場にとつながってる・・・一応、混浴なのね。
砂の上に寝たところに温泉で暖められた砂がどんどんかけられる。
湿った砂は結構重く簡単には動けられない。雪崩とかで生き埋めになった感じはこんな感じだろうか?などと思いながら、しばらく砂に蒸される。
砂の重さが指圧効果になるとかで、なんだかリフレッシュしたような感じ。
しかし、髪まで砂だらけになるのであとで洗い流すのが大変だ。

そんな感じで、いろいろ別府の観光をして、大分空港に向かった。
最終便で帰ろうとしたら、エンジントラブルで45分遅れ。仕方ないので、空港のレストランでまたとり天を食べながら待つことに・・・
窓から、エンジンを開けて直しているのが見えたが、「これ以上遅らせると客がうるさいからこれくらいでいいやー」みたいな適当な感じで終わらせてないか心配になりながら、帰途につく。

今回は、ANAのスキップサービスで飛行機に乗ったが、ICカード一つでチケットで搭乗できるので簡単で便利だなぁ。

まぁ、出張が長引いたのではあるが、ちょうどこの週末は誕生日だったし、別府の観光でよい休みになったかな。
しかし、明日から”会社”という名の無限の地獄めぐりがまた始まる・・・