ポケモンスタンプラリーで乗車運賃ゲットだぜ!!

ポケモンスタンプラリー2006

どうやら、近頃、世間は夏休みらしい。
電車に乗っていると、家族づれなども多い。

先日、電車に乗っていて、ふと隣の親子の会話を聞いていると…

母「あのね、山手線の外回りが停まっているんだって」
息子「ふーん」手元のチラシを見ている。
どうやら、この親子はポケモンスタンプラリーをしているようだ
母「電車が止まってるからピカチュー(=大崎駅)のスタンプがもらえないけどいいかなぁ?」
息子「えー…」
母「代わりにマナフィ(=赤羽駅)のスタンプ押しにいくんじゃだめ?ね?」
問いかけの形ながら、承諾を強制するニュアンスが含まれる
息子「…うん」

えぇ、そこで同意していいのか?本当にいいのか?
ここで妥協すると、おまえは一生妥協する人生になるぞ(それは大げさだが)

無論、山手線の外回りが停まっても、内回りなど行く手段はあるはず。
しかし夏の暑い日差しの中、「もう疲れた」「早く帰りたい」という大人の事情で、いたいけな子供の夢がここで途切れてしまった瞬間である。

まー、「ポケモンのスタンプを集めよう!!」という一見楽しい企画のようにも見えるが、スタンプは改札の外にある。スタンプを押す為には、各駅までの切符を買うか、専用のフリーパスを買う必要がある。
しかも、人気のあるであろう、ピカチューやマナフィは大崎駅、赤羽駅と離れたところにうまく配置されている。
性質上、親子で参加となるので、夏休み中の大人一枚子供一枚の切符収入につながるわけだ。
JRもうまい商売をするものだ。