安彦良和原画展「すごい、親父が熱中する訳だ!!」

ガンダムはいいよね

八王子の美術館で「安彦良和原画展」をやっていたので見てきた。
なぞなぞ絵解き 判じ絵展 | 展覧会 | 八王子市夢美術館

安彦良和といえば、機動戦士ガンダムのデザインなどで有名だが、ほかにもダーティペアとかいろいろ手がけているのね。
美術館の外は人も疎らだったが、中は結構お客がいた。年代も、大人から子供まで幅広く、人気の高さを伺える。
原画集なども飛ぶように売れている。まー、ガンダムは好きだけど、アッガイの爪が作れなくて挫折した程度なので、4,200円の原画集を買うほどまでは至れないなー

こういうのを見ていると、天野喜孝展とか行って、リトグラフの強引な売りつけなどが思い出される…

天野喜孝展の回想・・・

絵を見ている背後に、気配を消して販売員が近づいてくる・・・
販売員「こういう作品にご興味がありますか?」
わたし「まぁ・・・」
販売員「そうですよねー。こういうのいいですよね。一点いかがですか?」
・・・と70万以上のリトグラフを平気で薦めてくる。
わたし「いえ、別に見にきただけで・・・」
販売員「実家にお住まいですか?まだ独身?それなら、お金とかも余裕があるでしょう?」
わたし「いや、買うつもりは・・・」
販売員「こういうのは、『心の保険』です。持っているだけで安心するんですよ!」
わたし「こんなの買っても置くところありませんし」
販売員「いままで買われた方でも、そういう人います。狭い部屋で、普段は飾れないけど、タンスの横とかにしまっておいて、時々出して見ては、ニンマリしてしまうのですよ」
わたし「そ、そんなものですか?」
到底ありえないが、やや相手のペースに押され気味なったところですかさず、販売員が攻勢に出る。
販売員「少々お待ちください・・・」
わたし「?」
販売員が裏に消えると、しばらくして責任者が出てくる
販売責任者「こちらの商品はよろしいですよ。いまなら・・・」
わたし「か、買いません!!・・・帰ります」

こうして、逃げるように帰ってきたが、大人の社会は恐ろしい・・・

認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを・・・


そういや安彦良和原画展と同時併設で、秋廣 誠氏のサイバネティクス展をやっていた。
デジカメにレンズの代わりに、コンクリートに埋め込んだ光ファイバーで光をとらえるとか、モルモットの動きの映像をもとに、実際にモーター駆動で動く機器とか…
現代アートはよくわからん・・・

こんな時は、ビルコレさん、新色のニンテンドーDS Lite欲しい!って感じだ。
ついでに、Askビデオさん、動画デジカメ欲しい!