トリックのタネはヒミツであることに意味がある

プレステージ試写会

ドッペルゲンガー
6月9日公開の映画「プレステージ」の試写会に行ってきた。
http://prestige.gyao.jp/

18時30分からの開演で、会場について見ると、すでに人が一杯だった。
内容的には、なかなか良かったんじゃないかと思います。
この映画を見ていたら、ふと役所広司主演の「ドッペルゲンガー」など思い出した。(内容的にはぜんぜん違うけど)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001L269Q/httpdhatenn05-22/ref=nosim

プレステージ」とは元はフランス語で「偉業」のこと。
一流のマジックはタネや仕掛けのないことを観客に確認させる「プレッジ」、パフォーマンスを展開する「ターン」、そして最後に予想を超えた驚きを提供する「プレステージ(偉業)」の3パートから成り立っているんだという。
劇中では、実在の発明家ニコラ・テスラが出てくるが、マジシャンに相対する科学者の立場の彼の方が魔術師的な感じでもあった。
個人的には、テスラの行った「偉業」は、資金繰りの為のトリックであったというオチの方がしっくりくるのだが・・・この辺はネタばれになるのであまり書かないほうがいいのだろう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%A9

上映の最初に「この映画の結末は決して誰にも言わないでください」という監督のコメントが出ていたが、たしかにトリックは余計な詮索より、タネがわからないで見たほうがより感動や驚きも大きい。

しかし、ハトが消えるとあんなことになっちゃうのか・・・