大学の同窓会にいく

諏訪東京理科大ホームカミングデー

長野県にある諏訪東京理科大
諏訪なのに東京なところが微妙だが、理科大の姉妹校ということで、この度初めてホームカミングデーという卒業生を集めたイベントが行われた。
経営情報学部経営情報学科 | 公立諏訪東京理科大学

短大だった頃に卒業してから10年以上行っていないが、最近どんなものかと行ってみた。

当日は、台風接近による雨模様であった。
最寄の茅野駅までたどり着いたが、山の上の大学まで行くバスがない。
どうしたものかと考えていると、後ろから呼ぶ声がして、振り返ると短大時代にお世話になったT先生がいた。
出張などの折、よく田中先生には駅で会ったりすることが多かったが、これまた奇遇なめぐり合わせ。
せっかくなので、いっしょにタクシーに乗せてもらうことにした。

駅のタクシー乗り場に行くと、通りがかりの山田先生にも遭遇した。
だいぶ年を取られた感じで、細貝先生とともに、あと2年で退官だとか。
あいさつすると「なんとなく覚えているよ」と、微妙な答え。
まぁ、10年前だとこんなものでしょう。

タクシーにしばし乗り、山の上の大学へ着く。
短大当時から新しい建物の増築が行われ、いまでは2倍以上の校舎面積になっている。
しかも、斜面に建っているので、隣の建物との接続した階がずれていて、歩いているとどこがどこだかわからなくなってくる。
立地の問題だが、なんか神楽坂もそうだけど、理科大の校舎は入り組んだ構成が多い気がする。
でも、以前からの校舎とか行ってみると、そういえばこんなところだったっけと思い出されて懐かしい。

ちょうど、学園祭と同時開催で行われており、最近脳トレで有名な篠原教授の講演など聴いたりしながら構内をうろうろしていた。
でも、篠原先生もヒゲなどはやして当時に比べると偉くなったものだ。
「俺と一緒に論文書いたりしていたのに・・・」とつぶやく田中先生の言葉がこの10年の流れを感じさせる。
短大当時の同じ生産管理の学科の人も何人か来ていて会えたが、名前が覚えだせない・・・10年の歳月はやっぱり長い(単に物忘れがヒドイだけかもしれないが)。
懇親会では、金井先生などにも会えたし、退官した先生方なども来ていた。
授業はいまいちだったが人柄のよかった生産管理の河本先生とかの周りには結構人があつまるが、気難しい感じの三井田先生とかの周りはあんまり人もいなくてさびしそうな感じだったのが印象に残る(教養課程で教わったはずだが名前が思い出せなかった)。
一応、販売会社勤務なので現在の教授の方々にも挨拶して周ったりしたが、売り上げにつながるかどうかは微妙だなぁ・・・

しかし、こういうところに行ってみると、あの頃の自分から今の自分が成長できているかな?とあらためて見直す機会にもなってよかったかもしれないと思う。
こういう機会もたまにはいいかもしれない。