THEドラえもん展

展示イメージ

成人の日、街中をウロウロしていたところ、ふと「THEドラえもん展」のポスターが目に止まり、税金の無駄遣いとささやかれる市立美術館で開催中の同展に行ってみる。
もしかすると、心のどこかでドラえもんに助けを求めていたのかも…。

ドラえもんに関して様々な分野のアーティストによる展示があり、人も多い。やっぱ、子供から大人までドラえもんは影響力があるのかと思うところ。
私などは、3D映像のドラえもんを見て、少々ブロックノイズが気になりました。普段の仕事柄のせいか…

そんな中、一つ気に止まった展示があった。
それは、机の頭上にプロジェクタを設置し、机の上のマンガの紙面に投射し、読んでいるコマだけに順に明るくして、セリフなど表示していくというもの。
このように一台でも特定領域だけを明るくしたりすることで、面白い映像効果が得られるかもしれぬと思うところ。

しかし、こういう展示なので親子づれが多くて、延々と列を並ぶのがつらいなぁ。

まぁ、よくよく考えてみると実際ドラえもんがいても、仕事の納期が厳しいからといってユーザーの記憶を道具で消してしまったのでは利益につながらないし、かといって自分の分身をもう一人作ってもらって工数を2倍にしても収入が2分の一になっては意味が無いし、タイムマシンで過去の自分に助けをお願いしてもいつも忙しそうだからあまり助けにならないなぁと思うところ・・・なんか役に立たないですねぇ

ともかく、いろいろと楽しい展示もある「THEドラえもん展」は全国各地で巡回展示中だとか。
区切りの年となるので、見てみたのよかったかな。